お月見まえに知ると見方が変わる月にまつわる4つの謎!
う~さぎうさぎ~、なにみてはねる~…ということで、2020年10月1日はお月見の日です。
お月見といえば、月を見ながらお団子や和菓子を食べるというのが定番ですが、お月様のことについて知ってからお月見をすると、また違った楽しみ方が出来るかもしれません。
そこで今回は月にまつわる謎を4つ上げていきたいと思います。
月の謎その1 解明されていない月の誕生
そもそも月は一体どのように出来て、いつ地球の衛星になったのでしょうか?
45億年前、自転の遠心力で地球の一部が月になった親子説。
別の宇宙空間からやってきて、たまたま地球の引力に引き寄せられ衛星となった他人説。
地球になる前の原始地球に火星ほどの大きさの隕石が衝突し、地球の一部が飛び散り月となったジャイアント・インパクト説。
…と、様々な説が唱えられていますが、その謎はいまだに解明されていません。
月の謎その2 他の衛星に比べて大きすぎる月
月は地球の衛星として地球の周りを絶えずグルグルと回り続けていますが、月と同じように他の惑星の回りをグルグルと回り続けている衛星というのは幾つも存在します。
火星の周りを回っている衛星フォボス。
木星の周りを回っている衛星ガニメデ。
土星の周りを回っている衛星タイタンなど。
ですがそのどれもが惑星よりもなん十分の一と小さく、月のように地球の1/4の大きさという衛星は他にありません。
月の謎その3 確率的にあり得ない日食
先ほど月は他の衛星と比べて大きすぎると述べましたが、その大きさと地球と月と太陽の絶妙な距離のバランスが日食を起こしています。
ですがこのバランスは天文学において説明がつかないほど、確率的に有り得ないことなのです。
なぜなら地球から太陽までの距離と、地球から月の距離はおよそ1/400で、太陽の直径と月の直径が1/400だからです。
そして更に地球から太陽の距離(93,312,000)÷太陽の直径(864,000)=108、地球から月の距離(233,280)÷月の直径(2,160)=108という奇妙な一致をも見せています。
これは果たして偶然なのでしょうか?それとも意図的に起こされているものなのでしょうか?
月の謎その4 地球の生命に深く関わる月
もしも月が地球の衛星として存在していなかった場合、地球に現在のような生命は恐らく誕生していなかったでしょう。
月がなければ地球の地軸は不安定となり、気候の大変動によって生命が活動できない状態になっていたかもしれません。
また月は地球の自転速度にも影響を与えているので、月がなくなると自転速度は速くなり一日のサイクルが24時間から6時間にまで短縮されてしまいます。
そうなると地表は暴風に晒されるだけでなく、地表も6時間では温められないので氷河時代となっていたことでしょう。
他にも月は様々な影響を地球に与えているので、私たちが今こうして暮らせているのは月のおかげでもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
知れば知るほど月というのは謎に包まれており、まるで地球に生命を与えるために存在しているかのような偶然の一致の数々には、思わず人工天体説を信じてみたくなるほど地球にとって何もかもが出来すぎている気がします。
それ故に、とても神秘的で不思議なお月様に一層魅力を感じてしまいますね!
Photo credit: alémdoquesevê_ on Visualhunt / CC BY-NC
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