ホラー映画に映り込んだ本物の心霊映像たち

2020年6月7日

19世紀から人々に夢と感動を与え、テレビやネットが普及した今なお愛され続ける映画。
役者が魂を込め演じ、その姿をカメラマンが撮り物語のシーンとして映像化されるが、その映像に時折不釣り合いな役者が映り込むことがある。

そんな、偶然この世ならざる者が映ってしまった映画を幾つか紹介しよう。

『The EYE(アイ)』

2002年に香港とシンガポールで合作されたアジアのホラー映画。
視力を失っていた女性が角膜移植により目が見えるようになった日を境に、人には見えないものまで視えるようになってしまうというストーリー。

問題の心霊映像は、主人公の女性と眼鏡をかけた男性が乗る電車の窓に人の顔が映っているシーンと、主人公が角膜の主の部屋を訪れた時に映るベッドのシーツが揺れるシーン。

『リング』

1998年に日本で上映され大ヒットしたホラー映画。
観た者は一週間後に必ず死ぬ、という呪いのビデオを観た主人公が呪いを解くためにビデオを調査するというストーリー。

問題の心霊映像は、真田広之演じる高山竜司がビデオを観ている最中、主役の松嶋菜々子演じる浅川玲子がベランダに出て、暫くしてから部屋に戻る時にベランダのガラスに人の顔が映っているというもの。

『サスペリア』

1977年にイタリアで制作されたホラー映画。
バレリーナを目指しアメリカからドイツのバレエ学校に留学したスージーの周りで奇妙な出来事や不可解な事件が続発し、学校に隠された恐ろしい秘密が明らかになっていくというストーリー。

問題の心霊映像は、タクシー運転手が映るシーンで運転手と重なるように人の顔が映っているというもの。