あなた自身の責任で観てください。「Peggy」取り憑かれた人形

2015417日、海外のウェブニュースサイトでとある人形の記事が掲載された。

「あなた自身の責任で観てください」

という忠告文から始まるその記事は、オカルトサイトかと疑ってしまうほど真面目な文章で「「憑りつかれた」人形のビデオを通じて胸の痛み、吐き気、そして酷い頭痛に苦しんでいる」という太い見出しを掲載し、人々に衝撃を与えた。

憑りつかれた人形のビデオというのは、「Peggy」という50cm以上はあろうかという大きめの少女の人形で、この人形を初めに持っていた持ち主が「人形を家のどこに置いても悪夢が続く」「体調を崩し、高熱と幻覚にうなされ、人形を手放すという選択しか残されていなかった」という理由で現在の持ち主、霊能者のジェイン・ハリスの手に渡った。

ジェイン・ハリスはこの人形のことをFacebookや動画で公開。

するとこのPeggyを見た閲覧者や視聴者から「Peggyの画像を表示した途端PCが固まった」「部屋の電球が動き出し、家の中で気配を感じた」「Peggyを見た途端発作に襲われた」など、80件近くに及ぶ怪奇現象の報告を受けた。

事態を重くみた霊能者4人がこの人形を霊視した。

すると1946年にロンドンのホランドパークで生まれ、喘息の発作や極端なピエロ恐怖症などで亡くなった女性の霊で、彼女は常に不安や不満に苛まれ人を困らせてばかりいた、というのが4人の共通見解だった。

筆者がPeggyの動画を観た時、何かが起きたという事はなかった。

だが影響を受けやすい人は注意して観た方がいいだろう。