ハロウィンの日に起きた恐ろしい殺人事件
「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」
と言いながら、仮装した子供や大人たちが楽しむイベント、ハロウィン。
元々は先祖の霊が戻ってくる際、一緒にやってくる悪霊が作物に悪い影響を与えたり、子供を攫ったり、人々に悪いことをするのを防ぎ、悪霊を追い払うための仮装・カボチャなどの飾り付けなのですが、今では日本でもコスプレをしながら楽しむイベントとして定着しています。
そこで今回は、ハロウィンで実際に起きた恐ろしい殺人事件を幾つかご紹介いたします!
ハロウィンを台無しにした男
1974年、米国テキサス州ディアパークに住むオブライアン一家の息子ティモシー(8)は、ハロウィン当日にキャンディを貰いそれを食べたところ青酸カリが含まれていて死亡してしまいました。
その犯人はなんとティモシーの父親であるロナルド・クラーク・オブライアン。
彼は多額の借金があり、息子の生命保険金で返済しようと殺害したのです。
この事件以降、ハロウィンでもらうお菓子に対する人々の不安が広まったことから、オブライアンは「ハロウィンを台無しにした男」と呼ばれるようになりました。
ハロウィンのイタズラ
2010年、米国オハイオ州マーティンに住む一家3人がハロウィン当日に殺害されました。
犯人は死亡した父親の息子、ウィリアム・リスク・Jr(24)。
彼は実父と新しい後妻と、後妻の連れ子を拳銃やハンマーで滅多打ちにし殺害したのですが、第一発見者である後妻のもう1人の息子デボンは当初「ハロウィンのイタズラかと思った」と話したといいます。
ハロウィンの卵投げ殺人事件
1998年、米国ニューヨークに住むカール・ジャクソン(21)はハロウィン当日の夜、恋人を車に乗せ運転していた際、10代の若者集団がイタズラでカールの車に卵を投げつけ当てました。
カールがそれに抗議した時、若者集団の内の1人がカールの頭部を撃ち抜き殺害してしまいました。
ニューヨークでは、ハロウィンの日にこうした「卵投げ」から殺人や傷害事件に発展するケースが報告されています。
仮装の悲劇
1994年、米国ラスベガスに住むトニー・バグリー(7)は、ハロウィンの日に骸骨の仮装をして母親と姉と叔母とともに「トリック・オア・トリート」に出掛けました。
その時、彼が通りの角を曲がったところでマスクを被った暴漢に突如撃たれてしまい、死亡しました。
犯人はいまだ捕まっていません。
いかがだったでしょうか?
今年はコロナの影響で密にならないよう色んな場所が規制されて、例年のような人込みの数にはならないと予想されますが、それでも容姿が隠せて騒げるイベントでは犯罪も起きやすくなるので、今年コスプレされる方は自分が幽霊側になってしまわないよう気を付けてくださいね…。
Photo credit: PhotoGraham on VisualHunt / CC BY-NC-SA
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