アメリカ元大統領 ケネディとリンカーンの奇妙な共通点と法則

来月の11月3日、いよいよ6年ぶりにアメリカ大統領選挙が行われます。
民主党の前副大統領バイデン氏と、再選を狙うもコロナウイルスにかかり票の行く先が怪しくなり始めたトランプ大統領の戦いは熱い攻防を繰り返しており、投票当日まで目が離せない状態です。

そんなアメリカ大統領ですが、過去には奇妙な共通点を持つ2人の大統領がいました。
1人は第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーン、もう1人は第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ。
この2人の大統領は、偶然で片付けるにはあまりにも多くの、そして奇妙な共通点が存在しています。
今回はその共通点を幾つか紹介していきたいと思います。

共通点① 100年違い。

リンカーンとケネディの共通点で一番有名なものといえば、100年違いで同じことが起きているといものです。
リンカーンは1846年に、ケネディは1946年に初めて議会に選出。
リンカーンは1860年に、ケネディは1960年に大統領に当選。2人とも61年に就任。

リンカーンの副大統領アンドリュー・ジョンソン(1808年生まれ南部出身)で、ケネディの副大統領リンドン・ジョンソン(1908年生まれ南部出身)と、なんと副大統領にも100年差の共通点があります。

共通点② 2人の経歴と秘書。

リンカーンとケネディはそれぞれ、黒人差別問題に深く関わっていました。

リンカーンの時代は、黒人奴隷制の反対運動が盛り上がっていた時代で、彼自身も反対派として政界に復帰し大統領になりました。

ケネディの時代も人種問題が根強く残っており、黒人学生の入学を阻止しようとするアラバマ州知事に対し、「それでもあなたはアメリカの市民か!」と怒鳴りつけた事があります。

さらにリンカーンの秘書の名前はケネディ、ケネディの秘書の名前はリンカーンという偶然にしては出来すぎていてゾッっとするような共通点も持っています。

共通点③ 2人の家族に起きた悲劇

リンカーンとケネディの家族にも、悲劇的な共通点が幾つもあります。
リンカーンの姉は1828年に死亡、ケネディの妹は1948年に28歳で死亡し、
リンカーンが大統領在任中の1862年に息子が死亡、ケネディも大統領在任中の1963年に息子が死亡。
そしてリンカーンもケネディも、40歳まで生きた子供が1人しかいません。

共通点④ 2人に訪れた死。

画像出典元:https://en.wikipedia.org/wiki/Assassination_of_John_F._Kennedy

リンカーンとケネディは、それぞれ金曜の日に夫人が隣にいるときに暗殺され、その生涯に幕を閉じました。
リンカーンはフォード劇場で演劇を見ている最中に背後から頭を撃ち抜かれて。
ケネディはフォード車に乗っている最中に狙撃され頭を撃ち抜かれて。
双方の事件で目撃した人や関係者など、事件に関わった多くの人々が不審死や災いに巻き込まれている為、巨大組織が影で消した説や呪い説など、色んな憶測が立っています。

共通点⑤ 暗殺犯の末路

2人の最期にまで共通点を作った暗殺犯ですが、この暗殺犯にも運命の歯車の一部であるかのような共通点が存在します。

それは、どちらの暗殺犯とも生まれがピッタリ100年違いということと、最期は倉庫で射殺されてこの世を亡くなったということです。

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