意味がわかるとゾッとする日本の童謡【都市伝説】

誰しも一度は子供のころに聞いたり歌ったりしたことのある童謡。

「一年生になったら」や「グリーングリーン」など、合唱曲として学校で歌われていたりもしますが、実はこれらの童謡には怖ろしい意味が隠されているのをご存じでしょうか?

今回はそんな本当は怖ろしい日本の童謡を、3つご紹介していきたいと思います。

かごめかごめ

かごめ かごめ

籠のなかの鳥は

いついつ出やる

夜明けの晩に

鶴と亀がすべった

うしろの正面だーれ

江戸中期から明治頃に広まった歌で、現存する文献では1813年の「戻橋背御摂」などがあるこの「かごめかごめ」は、一人の子供を複数の子供たちが手を繋ぎながら囲みグルグル回りながら歌うという遊びですが、めでたい象徴である筈の「鶴と亀」が「滑った」という縁起の悪い歌詞から、実は「籠のなかの鳥(妊婦のお腹の子)」が「鶴と亀がすべった(流産)」し「うしろの正面(死んだ子供の霊)」が水子となって彷徨っている歌なのでは?とまことしやかに囁かれている怖ろしい歌なのです。

はないちもんめ

勝ってうれしい 花いちもんめ

負けてくやしい 花いちもんめ

隣のおばさんちょっとおいでー

鬼がいるから よういかん

お釜かぶってちょっとおいでー

それでもこわくて よういかん

あの子がほしい

あの子じゃ分からん

その子がほしい

その子じゃ分からん

相談しましょ そうしましょ

江戸時代に普及した遊びから独立したと考えられる「はないちもんめ」。

2組のチームが一列に並んで向かい合い、じゃんけんをして勝った方が相手チームの一人を引き入れられるという遊びなのですが、実はこの歌「(若い女性の隠語)」「いちもんめ(一匁:お金の重さ、単位)」という意味があることから人身売買を歌ったものという、当時の残酷な社会背景が伺える童謡となっています。

いろはうた

いろはにほへと ちりぬるを

(匂いたつような色の花も散ってしまう)

わかよたれそ つねならむ

(この世で誰が不変でいられよう)

うゐのおくやま けふこえて

(いま現世を超越し)

あさきゆめみし ゑひもせす

(はかない夢を見たり、酔いに耽ったりすまい)

西暦1000年頃の10世紀末、平安時代中期から後期の間に成立したとされる「いろはうた」は、無常の現世をどこまでも続く奥山に喩えたうたなのですが、この歌詞を7文字ずつ区切り最後の文字を並べて読むと…

いろはにほへ

ちりぬるをわ

よたれそつね

らむうゐのお

やまけふこえ

あさきゆめみ

ゑひもせ

「とかなくてしす(咎無くて死す)」という、冤罪で死刑になってしまうという隠されたメッセージが出てくるのです。

コナンくんもびっくりの巧妙な暗号による怖ろしい童謡ですね。