星は知っていた?占星術から見る2020年の大転換期

2020年6月7日

コロナが世間を賑わせるようになってからおよそ半年。

徐々に規制が緩和されつつあるもワクチンが開発されるまでは油断できないこのウイルス問題だが、実は占星術では随分前から2020年は世界の大転換期を迎えるだろうと占われており、多くの占い師がその事を発信していた。

では占星術とは一体どんなものなのか?また、今後どうなるのか?ザックリと触れていこう。

なぜ占星術では2020年が大転換期なのか?

占星術は「12星座」と黄道帯を通る「太陽系の惑星」の位置関係を見ながら占うのだが、今年は土星木星がホロスコープ上で0度の角度になるという20年に一度のグレートコンジャクション(社会的な変革期を表す)の配置に加え、そこに「再生・生まれ変わり」や「新しい基盤を前提とした破壊・再創造」を意味する冥王星も重なることでトリプルグレートコンジャクションとなり、更には12月に「」から「」のエレメントに変わるグレートミューテーション(およそ200年毎)も迎えるという事で、2020年は「既存の政府や組織、社会システムなどが崩れ去り、新しい社会へと変わる大転換期になる」と、占われていた。

占星術で見た今後は?

「拡大・発展」「成長」などを象徴する木星と、「責任」「忍耐」「制限」などを象徴する土星による変革期にプラスして、「破壊・再創造」「強制」などを象徴する冥王星が「具現化と責任」「権威」「歴史」などを象徴するヤギ座に入座することで、今までの社会システムや既存の政府や組織は崩れ去り、乗り越えるべき「課題」や「問題」に直面する。

そして5月11日から土星は逆行(※)をし始め、地球から遠ざかってしまうと土星の「忍耐」「制限」などのエネルギーが弱まってしまい、社会に開放感が戻る

だが、3月22日にみずがめ座に入座した土星が7月2日には再びヤギ座へ入座し、冥王星・木星と一緒になることで再度重いエネルギーとなるので、土星の逆行が終わる9月末までは注が必要である。

このトリプルコンジャクションの影響は、土星が「未来・変革」「希望」の象徴であるみずがめ座に入座している2023年春ごろまで続く可能性がある。

(※) 逆行とは太陽の周りを回る惑星aが惑星bを追い越し、aから見てbが後退して見える現象のこと

占星術の歴史

「毎年言ってれば何時かは当たる」「科学的根拠はない」と、そう思う人もいるだろう。
筆者も占いには無知な方なので、色々と不思議に思ったりする。

そもそも占星術は一体いつ生まれたのか?

調べてみると、西洋占星術の起源はなんと紀元前2千年紀の古代バビロニアまで遡り、その頃には天体の動きが地上の出来事に影響を及ぼすという考えも生まれていたようだ。

そして紀元前300年前にはホロスコープを用いた占星術が生まれ、現代まで広く占われるようになった。

 

満天の星空に興味を持ち、観察し続け、占いに当て嵌めていきながら何千年と記録を積み重ねてきた結果いまがあるのだとしたら、そのデータに耳を傾ける価値は十分あるのではないだろうか?

参考動画