【第4世界の終末】ホピ族の予言

2020年6月7日

幾つか存在するアメリカ・インディアンの部族の一つであるホピ族。

米国西部にある4州の境界線が集まった地点「フォー・コーナーズ」周辺の、標高約2000mに及ぶ台地(メサ)で2000年以上も前から暮らしている彼等には、先祖代々から伝えられてきた「ホピの予言」というものがある。

ホピの人々が現在の地にやってきた際、大精霊から告げられたとされる100年前に描かれたロードプランと呼ばれる岩絵に刻まれており、「空から「灰の詰まったひょうたん」が落ちてきて、海が煮えたぎり陸が燃え、 数え切れない人々が死んだなら、これまで秘密にしていたホピの教え、 予言、伝承を広く公表しなくてはならない。」という予言が現実となった時、彼等はニューヨークの国際連合を始め、ホピの予言を人々に広く伝えていった。

その予言とは、以下のものである。

現在の世界は、まず白い肌の人間の文明が栄える。

次第に彼らはおごり高ぶり、まるで地上の支配者になったように振舞う。

白い兄弟は馬に曳かれる車に乗ってやってきて、ホピ族が幸せに暮らしている土地を侵略する。

その後、大地は馬に曳かれない車の車輪の声で満たされるだろう。

そして、牛のような姿で大きなツノを生やした獣が多数現れるだろう。

次に、白い肌の人間は「空の道」を作り、空中に「蜘蛛の巣」を張り、陸上にも「鉄の蛇」が走る無数の線を張り巡らす。

やがて「第一の炎の輪」の中での戦いが始まり、暫くすると「第二の炎の輪」の中でも戦う。

そのとき白い兄弟たちは恐ろしい「ひょうたんの灰」を発明する。

この灰は川を煮えたぎらせ、黒い雨を降らせ、不治の奇病をはやらせ、大地を焼き尽くして、その後何年も草一本生えないようにする。

そして白い肌の人間たちは、空のかなたで見つめるタイオワ(グレート・スピリット)の怒りと、警告に気づかず、ますますおごり高ぶって、とうとう「月にはしごをかける」までになる。

この段階でタイオワは「第四の世界」を滅ぼすことを決意する。

その時期は「空に大きな家を作るとき」である。

そして、地上の天国で、大きな墜落で落ちる住居のことを聞くだろう。

そしてそれは青い星として現れるだろう。

この後すぐに、私の民の儀式は中止される。」

この予言にはヨーロッパ人によるアメリカ大陸の侵略が示されている他、「空の道(飛行機)」「蜘蛛の巣(電線や電話線など)「鉄の蛇(鉄道)」などの発展、更には「第一の炎の輪(第一次世界大戦)」「第二の炎の輪(第二次世界大戦)」「ひょうたんの灰(原子力爆弾)」「月にはしごをかける(アポロ11号)」の事まで予言していた。

タイオワが滅ぼすと決意した「第四の世界」とは我々がいる世界であり、人々が神や自然を敬い大事にすることを忘れ、自己中心的な生活が行き過ぎていく度、第一の世界では全てを火に飲み込ませ、第二の世界では大地を氷河に覆わせ、第三の世界では大洪水を引き起こし、多くの人々が海に飲み込まれ、神を信じる少数の人々だけが葦の船の中に匿われ生き延び、第四の世界で新しい生活をしていった。

そして第四の世界では「地上の天国で、大きな墜落で落ちる住居のことを聞くだろう。そしてそれは青い星として現れるだろう。」とある事から、「地上の天国(宇宙)」で「大きな墜落で落ちる住居(人工衛星、もしくは隕石、小惑星など)」が地球のどこかに落ちる時が、我々の最期かもしれない。

ホピ族の予言と共通するもの

ホピ族の神話にある、大洪水を引き起こした第三の世界の終焉を聞いて「ノアの箱舟」が頭をよぎった者は多いだろう。

日本神話、ギリシャ神話、旧約聖書など、共通する事象や登場人物(神)など多く存在するが、果たしてこれは偶然なのだろうか?

また、プラトンが生きていた時代の9000年前に海中へ沈んだとされる「アトランティス島」や、最古の文明にも関わらず突如現れ高度な技術を持ったとされるシュメール文明など、謎に包まれた文明や消えた都市なども、ホピ族の神話に当てはめれば謎が繋がっていくものがある。

更に、人類削減計画が秘密裏に進んでいる事を暴露したアングロサクソン・ミッションの動画には、15000年ごとに起こるとされる地球規模の破滅的な事象を恐れ、それを回避するべく人口削減を計画していると言っていたが、これは第一から第三までの世界を示唆しているのだろうか?

世界が破滅を迎える予言は多く存在するが、宇宙から落下物が来ないことを切に祈りたい。

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