あの大震災を予言した話題の本「私が見た未来」
1999年に朝日ソノラマコミックスから発売された、たつき諒の「私が見た未来」という漫画の表紙に書かれている言葉が未来を予言しているとして、オカルトマニアの間で有名になった。
中でもこの漫画が注目された大きなキッカケは、「大災害は2011年3月」という予言だろう。
人々の記憶にいまだ鮮明に残っているあの東日本大震災の西暦と発生月を、見事に的中させていたのだ。
この本の作者、たつき諒は見た夢が現実になるという予知夢を見ることから、漫画のネタになるかもしれないとノートに夢を記録するようになった。
そして東日本大震災を当てた時に見たとされる夢は、津波にまつわる夢だった。
夢の中で海が異常な引き潮を起こし、轟音とともに津波が現れ、そこで意識が途絶えた彼女は次にどこかの建物で目を覚ます。建物から出ると街は変わり果てており、目についた大きな歩道橋を渡ると先の方が海に飲まれていた。海には大きな船が2艘停泊していたが、内1艘は津波の影響でボロボロになっていた。
この漫画には短編で幾つかの話が収録されているが、「私が見た未来」の話ではこの津波に飲まれた街の夢を取り上げて描いていた。彼女にとってはこの夢が印象深く、最も気になっていたようだ。
他にも表紙の予言に富士山の噴火、ダイアナ妃の死亡、自身の葬式などが書かれており、富士山の噴火に注目が集まっている。
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