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コワイハナシ

  • 2020年2月19日
  • 2020年6月7日

やけど

夜中にトイレに行きたくなって目が覚めました。 用足しを終えて、寝床に戻ろうとすると、 ― バターン ― わたしはなぜか前のめりに倒れていました。 立ち上がろうとしますが、立ち上がれません。 足の感覚がないのです。 ― 足が痺れてる? ― 見ると、なんと足がありませんでした。 膝から下が消えてしまって […]

  • 2020年2月19日
  • 2020年6月7日

襖の向こう

小学校の林間学校でお寺に泊まったときのこと。 わたしたちは襖で仕切られた部屋で、それぞれ数人のグループに分かれて寝ていました。 当初はみんな浮かれて、わいわいはしゃいでいましたが、明け方近くになるとほとんどの人が眠りについていました。 私が寝ていると、襖の向こうからヒソヒソと話し声が聞こえてきました […]

  • 2020年2月15日
  • 2020年6月7日

何人か死ぬよ

わたしは電車の中でウトウトしていました。 突然、耳元で 「何人か死ぬよ」 と囁かれました。 ハッとして顔を上げると、数人の人が電車を降りていくところでした。 誰がわたしに囁いたのかわかりません。 聞き間違いかと思っていたこともあり、そのまま居眠りをつづけようと思いました。 しかし、どうにも胸騒ぎが止 […]

  • 2020年2月15日
  • 2020年6月7日

飛び込む音

夏休みの宿題も追い込みに入った8月のある日、学校へ忘れ物のノートを取りに行ったときのこと。 教室に入ってしばらくすると、 ― ピッ! ― ― ドボン! ― とホイッスルの音と水に飛び込む音がしました。 ― 泳ぎの練習してるんだな ― その音は一定の間隔で繰り返されました。 何の気なしに校舎から出たと […]

  • 2020年2月15日
  • 2020年6月7日

連れて来た

職場の知人の話です。 父親が体調を悪くして、寝込むことが多くなったときのこと。 「最近、墓地の横、通っとるやろ」 墓地から、何か霊的なものを連れて帰ってきているというのです。 確かに、残業で遅くなったとき、最近出来た24時間スーパーで買い物して帰る関係で、墓地の横を通ることがありました。 「そこはア […]

  • 2020年1月24日

ある雨の日の電車での出来事

わたしは学生時代、地元を離れ地方都市の大学へ通っていました。   その日は朝から、しとしと雨が降り続いていました。 わたしはアルバイトからの帰りの電車の中、座席でうとうとしていました。   突然、頭の上で 「傘は?」と声がしました。   ふと、顔を上げると、地元にいるは […]

  • 2020年1月24日
  • 2020年6月7日

プールの底の風景

小学校のプールの時間。 当時、自由時間になると、潜水してこっそり相手の後ろに近付き、足を取ってひっくり返すというイタズラをしていました。   その日もわたしは水の中に潜っては、次々相手の足を取ってはひっくり返していました。   誰かの足を狙って、プールの底から近づいたとき、違和感 […]

  • 2020年1月20日
  • 2020年6月7日

回送電車の男

電鉄会社で働く友人の話。 車掌として回送電車に乗っていると、隣の車輌に人影がありました。 それは黒いコートを着た男性でした。   この電車は途中の駅で回送に変わってしまうので、うっかり降り損ねる人がいます。 気付かずに乗りこんでしまうことも珍しくもありません。 そんなときは、声を掛けて次の […]

  • 2020年1月20日
  • 2020年6月7日

向かいの窓の影

これは学生時代の夏休みに短期バイトしたときの事です。   そこは作業場には冷風機はあるものの、休憩所は扇風機があるだけで、夏場はひどく熱がこもるために、窓はいつも開け放されていました。 わたしは休憩の時間に窓枠にひじを付きながら、ひとりタバコを吸っていました。 真向かいの建物を見ると、わた […]

  • 2020年1月17日
  • 2020年6月7日

スーパーの女の子

ある日、近所のスーパーで買い物すると、支払いが4444円でした。 家に帰って買った物を冷蔵庫に入れていると、買った覚えのないものが紛れていました。   数日後、同じスーパーで買い物していると、女の子がわたしの買い物カゴに、何やら商品を入れたのに気付きました。 わたしをお母さんと間違えたので […]