長野県の廃墟モーテル「セリーヌ」

2020年6月7日

長野県上水内郡信農町の、野尻湖付近に廃墟と化したモーテルがある。

ホテルの名はセリーヌ。

このホテルは長野県にある心霊スポットの中でかなり有名な場所で、肝試しに訪れる者も多い。

ホテルの駐車場でホームレスが殺された、室内にあるオーナーの写真が話しかけてくるという噂があるが、このセリーヌを最も有名にさせたのはホテル内の壁に描かれている妊婦の裸体絵だ。

小さな絵から壁の高さ半分ほどの大きな絵までホテル内の各所に12体描かれており、絵の横には描いた本人と思われる文章も添えられている。

「私ねこの10号室で3人の男に体お乱交されてお腹に生暖かい精液お一晩中射精され、こんなお腹になったのよ 誰の子供か分からないの臨月なのよ」

「私わこの海辺で五人の男に輪姦されて妊娠した新妻です(夫の子供でわありません)」

他にも「義父や義兄に犯された」「夫が出勤したあとTEL下さい.1回5万円よ」など、それぞれ文章が異なる。
また、描かれている絵も太ももからの上体を描いた妊婦の絵や、妊娠した大きなお腹をナイフで裂いている絵など異なっており、この絵と怪奇現象の報告が相俟って人気の心霊スポットとなった。

この絵から、ここで暴漢にあった女性が精神的に病んで自殺してしまい、女性の霊が出るようになったのではないかと言われている。

セリーヌの怪奇現象はYouTubeなどの動画投稿サイトに幾つも投稿されているが、廃墟の心霊スポットは肝試しに訪れる者以外にも不良やホームレスのたまり場になりやすいので、そういった意味でも危険といえる。