実際にあった呪いの映画紹介!

怪談の夏が過ぎ、冬になっていく中でまた感染者が増え始め自粛ムードが強まっていく今冬。そこで今回は、自粛中でも楽しめる呪いの映画を幾つか紹介したいと思います!

作品の中だけでなく、映画の役者や関係者の身に起こった呪いの現象を知れば、より楽しんで観れること間違いなし!
寒さで身震いする季節だからこそ、ホラー映画で楽しみましょう!

オーメン

1976年に制作されたアメリカのホラー映画。
6月6日午前6時に生まれたダミアンは、頭に666のアザを持つ悪魔の子。
次々に起こる怪奇現象を前に、父親のロバートは悪魔に憑かれたダミアンに立ち向かっていくというストーリー。

この映画ではまず、主役を務めるグレゴリー・ペックの息子が撮影の数ヶ月前に拳銃自殺をしたことから呪いは撮影前から始まっていたと噂されたのですが、不幸はそれだけにとどまらず、彼が撮影のために乗る予定だった飛行機は墜落してしまい乗員乗客全員が死亡するという事故を起こし、更に別の飛行機に乗った際には落雷に遭いエンジンが燃えるという事故も発生。

同じく飛行機に乗った映画のプロデューサーも落雷の事故に遭い、撮影場所では映画監督が滞在していたホテルが現地の武装組織によって爆破され、撮影に参加した犬はスタントマンに噛みつき大怪我を負わせるという恐ろしい現象が相次ぎました。

トドメは、映画関係者のジョン・リチャードソンが交通事故に巻き込まれてしまった際、その事故現場にはなんと「Ommen 66.6(オンメン:オランダの都市まで66.6キロ)」という交通標識があったそうで、偶然では片付けられない数々の出来事に関係者は震撼したそうです。

エクソシスト

1973年に制作されたアメリカのホラー映画。
少女のリーガンが悪魔に憑りつかれてしまい、日に日に常軌を逸した行動をする娘を救うべく、母親と神父が悪魔祓いをするというストーリー。

この映画が呪いの映画といわれている所以は、プレミア上映会の会場となったイタリア・ローマの映画館の正面にある教会の十字架が落雷を受け、地面に落ちたことが切っ掛け。

ですがそれ以外にも、劇中の監督役であるジャック・マッゴーラン、刑事役のリー・j・コッブ、神父の母親役のバシリキ・マリアロスなど関係者が相次いで亡くなり、更には撮影で使用されていた家が撮影中に原因不明の火事に遭ってしまい、少女の寝室以外のすべてが焼失してしまうという恐ろしい現象が起き、家が元に戻るまで6ヵ月間撮影は中止されました。

ポルターガイスト

1982年に制作し、「E.T.」で有名なスピルバーグが脚本を務めたアメリカのホラー映画。

この映画は、イギリスで実際に起きた一軒家での怪奇現象を元に作られた作品で、とある新築に引っ越してきたフリーリング一家の回りでポルターガイストが次々と発生し、怪異に巻き込まれていく家族を助けるために悪霊祓いをするというストーリー。

この映画では、まず長女役のドミニク・ダンが撮影後に元恋人によって絞殺され、次にポルターガイスト2で牧師を演じたジュリアン・ベックは公開前に病気で死去し、更に祈祷師を演じたウィル・サンプソンも腎不全に陥り公開翌年に死亡、そしてシリーズを通して少女役で出演していたヘザー・オルークが12歳という若さで病死するなど出演者の死が目立ち、中でもヘザーは映画の小道具として使われた映画公開日より未来の年の「1988年度スーパーボウル」というポスターと同じ年に病死したため、「予告された死」と噂された。