チャイルドプレイの元となった呪われた人形「ロバート」

イースト・マーテロー博物館

米国フロリダ州、キーウエストにあるイースト・マーテロー博物館に、ヘイロン中毒の水兵がモチーフの「ロバート」という人形がガラスケースの中で展示されている。

このロバート人形は、ホラー映画で大ヒットした「チャイルドプレイ」の元となったとされるいわくつきの人形で、多くの人がロバートの怪奇現象を目撃している。

事の発端は、ドイツを旅行していた祖父が孫のためにロバート人形をプレゼントしたことから始まる。

その孫はその人形を大層気に入り、自身の名と同じ名前を人形に命名してはどこに行くでも連れていくほど肌身離さず大事にした。

だが孫のロバートは次第に部屋へ籠もりがちになり、人形と会話する頻度が増えた。

そして夜になると異音が聞こえ、花瓶が割れたり部屋のドアが勝手に閉まるなどの奇怪な現象が起こるようになると、それがロバートの仕業だと疑った両親はロバートを問いただした。

しかしロバートは「人形がやった」と否定し、状況が悪化すると今度は自分のことを「ジーン」と名乗りはじめ、人形こそが本物の「ロバート」だと言い始めるようになった。

ロバートを疑っていた両親も「この人形には何かがある」と感づき、ロバートと人形を無理やり引き離したところ、怪奇現象こそ続いたものの、ロバートは徐々に元の状態に戻っていった。

そしてこの人形はロバート死後、幾人と持ち主が変わり、そして博物館に寄付、展示されることとなって今に至る。

人形の怪奇現象は展示されている今も続いており、人形が瞬きをする、ガラスケースを叩くような音が聞こえたりするので、興味のある人は見に行ってみるのもいいだろう。

ただし人形を断りなく撮ったり、蔑ろな態度を取るとロバートの呪いがかかり事故に巻き込まれるという話もあるので、謝罪の手紙を書かないで済むよう静かに見よう。