「クリネックス」

1924年、米国キンバリー=クラーク社から発売され、1963年に十條キンバリーから日本で初めてティッシュペーパーとして発売し、瞬く間に売れ普及したクリネックス。

発売から今日まで沢山のCMも流れ人々の目に触れてきたが、その中で一つ、呪いのCMとして都市伝説化されているいわくつきのCMがある。

それは1985年に流れたCMで、白い服を着た女性と赤鬼に扮した子供が地面に座り、側にあるティッシュを取っては上に投げるというものだ。

映像自体は微笑ましささえ感じる子供と女性の映像だが、問題は流れている曲だ。

なんとこの曲、逆再生すると悪魔を呼び出し、「死ね、死ね、みんな一人ずつ呪い殺してやる」という歌詞の呪いの歌になるというのである。

そしてこのCMを観ると呪われる、出演者や製作者に死者が出た、CMを録画して再生すると赤鬼の子供が青鬼に変わるなど、恐ろしい話が後を絶たない。

その問題のCMがこちらである。

女性の落ち着いたアカペラと、陰鬱な曲調が映像と相まって不気味さを醸し出している。

当時、この異様なCMがお茶の間に流れ、それを不気味に感じた人々の噂によって、呪いのCMと呼ばれるようになってしまったようだ。

このCM自体には問題はない。

だがあなたが目にしているCMには、呪いが掛かっているかもしれない…。